诗与死

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【中原中也】秋日狂乱

秋日狂乱

 

我已经一无所有

我已是赤手空拳

连哀叹也没剩下

我渐渐身无长物

 

即使如此天气晴好依旧

方才许多飞机划过长空

——欧洲是否爆发了战争

谁又知道那种事情

 

今天当真天气晴好

蓝天也被泪水浸润

白杨摇呀摇呀

孩子们方才升上了天空

 

正在地上晒太阳的

只有靠薪水生活的妻子和修鞋匠

修鞋匠叩击着手鼓的声音

独自缭绕着赞美着这明亮的废墟

 

啊,谁来救一救我

第欧根尼①的时代至少还有小鸟啼鸣

现如今雀儿也噤寂无声

连地上落下的物影,亦是极其浅淡!

 

——方才离开的乡间姑娘去了哪里

那片紫色的干花已经干透了吗

阳光照射在青草上了吗

升天的幻想已经不再了吗?

 

我在说什么呢

到底陷入了怎样的错乱中呢

蝴蝶飞往何处了呢

现在不是春季,是秋季了吗

 

那么,啊,喝浓郁的糖果浆也行吧

冷却以后,用粗吸管喝吧

黏黏糊糊的,目不转睛地喝吧

我已经,别无,别无所求!……


①希腊哲学家,百度百科


秋日狂乱

 
僕にはもはや何もないのだ
僕は空手空拳(くうしゅくうけん)だ
おまけにそれを嘆(なげ)きもしない
僕はいよいよの無一物(むいちもつ)だ

それにしても今日は好いお天気で
さっきから沢山の飛行機が飛んでいる
——欧羅巴(ヨーロッパ)は戦争を起(おこ)すのか起さないのか
誰がそんなこと分るものか

今日はほんとに好いお天気で
空の青も涙にうるんでいる
ポプラがヒラヒラヒラヒラしていて
子供等(こどもら)は先刻(せんこく)昇天した

もはや地上には日向(ひなた)ぼっこをしている
月給取の妻君(さいくん)とデーデー屋さん以外にいない
デーデー屋さんの叩(たた)く鼓(つづみ)の音が
明るい廃墟を唯(ただ)独りで讃美(さんび)し廻(まわ)っている

ああ、誰か来て僕を助けて呉れ
ジオゲネスの頃には小鳥くらい啼(な)いたろうが
きょうびは雀(すずめ)も啼いてはおらぬ
地上に落ちた物影でさえ、はや余(あま)りに淡(あわ)い!

――さるにても田舎(いなか)のお嬢さんは何処(どこ)に去(い)ったか
その紫の押花(おしばな)はもうにじまないのか
草の上には陽は照らぬのか
昇天(しょうてん)の幻想だにもはやないのか?

僕は何を云(い)っているのか
如何(いか)なる錯乱(さくらん)に掠(かす)められているのか
蝶々はどっちへとんでいったか
今は春でなくて、秋であったか

ではああ、濃いシロップでも飲もう
冷たくして、太いストローで飲もう
とろとろと、脇見もしないで飲もう
何にも、何にも、求めまい!……


解说:这一篇在《往昔之歌》诗集中位于《骨》的后面。中也的“狂乱”即是什么都不做,在思考中产生着诗想,回忆着过去的日子,在其中抱着倦怠、慵懒,以及将要吐出血的狂乱状态。

我看的那篇解说里讲两次提到“升天”都是“想要得到幸福”的意思……。(这一点上我保留意见,我觉得是死亡的意思……可能这个的理解本身就因人而异吧升天……到了天堂就是永远的幸福也说不定。)

【我回来啦,有没有想我呀XD

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